日大アメフト部のパワハラヘッドコーチは誰?平本恵也と言われる3つの理由

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日本大学のパワハラ

現役部員の違法薬物使用による逮捕で注目されている、日本大学アメリカンフットボール部。

当初、大学側も違法薬物は無かったと主張していたものの、学生寮から現物が確認されたことで、世間から大学の隠蔽体質も避難される羽目に・・・

日大アメフト部といえば、過去に悪質タックル問題でも連日ニュースに取り上げられていましたよね。

そんな日大アメフト部にさらなるスキャンダルが!

なんと監督の次に重要な役割をするヘッドコーチがパワハラで無期限謹慎処分となっていたそうな。

一体、このヘッドコーチは誰なのでしょうか?

この記事では謹慎処分を受けたヘッドコーチが平本恵也氏と言われている理由について調べてみました。

1.日大アメフト部のパワハラヘッドコーチは誰?平本恵也と言われる3つの理由

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さて早速、謹慎処分を受けた人物が平本恵也氏で言われている理由について見ていきましょう!

まずはこちらの記事をチェック。

「公になっていませんが、ヘッドコーチ(HC)を務めるA氏が、一部の部員らに対して『殺すぞ』と暴言を吐くなど恒常的にパワハラをしていたそうなんです。

今年5月、部員が保護者と一緒に指導陣に訴えたことで騒動が発覚。

大学側は慌てて協議することになり、このコーチは無期限謹慎が決まった。今もまだ復帰していないそうです」

ポストセブン

大学側もまだヘッドコーチによるパワハラがあった事実を公にしていないようです。

このA氏は、2021年9月頃にヘッドコーチに就任した人物だという。

「アメフト部では監督、助監督の下にHCと呼ぶコーチ陣のトップが2人いて、Aさんはオフェンスコーチ陣のトップ。オフェンスプレーのサインや指示を出す立場にあります。

彼自身もQBとして学生日本代表に名を連ね、卒業後は社会人選手としても活躍していた。

指導者としても経験豊富で、6月に行なわれた春リーグの最終戦で『オフェンスのHCがおらんぞ』と見に来ていた関係者が訝しんでいた」

ポストセブン

1-1.平本恵也は2021年にヘッドコーチに就任していた

ポストセブンの記事にはいくつかのヒントがありました。

ますは、パワハラした人物が2021年9月にヘッドコーチへ就任していたということ。

10月2日に開幕するアメリカンフットボールの関東大学リーグの監督や主将がオンライン会見を開いた。

9月1日に日本大学の新たなヘッドコーチ(HC)に就任した平本恵也氏(34)も参加、「目の前の1試合、1プレー。そこに全力を尽くして戦っていきたい」などと語った。

4years

この記事は4YEARSという学生スポーツに特化した媒体の記事です。

2021年9月22日に発表されたもので、ポストセブンの2021年9月頃に就任した人物という情報と一致しますね!

1-2.平本恵也は日本大学出身でU19日本代表!

2つ目にパワハラコーチもQBとして活躍していた情報。

平本恵也さんは日本大学で1年生から試合に出場し、2007年には大学日本一を決める甲子園ボウルにも出場。

当時エースQBが負傷していたため、1年生ながら選抜出場しました。

最初は緊張から固さがあったものの、徐々に自分のプレーを発揮し自らエンドゾーンまでボールを運びタッチダウンも決めていました。

さらに99ヤードのタッチダウンパスも決め、38-41で関西学院大学に破れはしたものの、かなり見ごたえのあるゲームでした。

さらにアンダー19日本代表にも選出されています。

1-3.平本恵也は富士通フロンティアーズでもプレーしていた

3つ目は大学卒業後は社会人でも活躍したという情報。

平本恵也さんは日本大学卒業後に社外人の強豪チームである富士通フロンティアーズへ2010年に加入。

2014年には社会人日本一となり、学生日本一と勝負するライスボウルでも選抜出場し富士通フロンティアーズを初の日本一の立役者となりました。

2.平本恵也(日本大学ヘッドコーチ)のwikiプロフィール

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平本恵也さんのプロフィールもチェック。

  • 生 年:1987年
  • 身 長:171cm
  • 年 齢:35~36歳
  • 出身校高校:佼成学園高等学校
  • 出身大学:日本大学

平本恵也さんは佼成中学からフットボールを始め、佼成高校→日本大学へ進学。

大学時代は1年生のときだけ、甲子園ボウルに出場。

2~4年生は関東リーグで優勝できず、大学日本一にはなれませんでした。

大学卒業後は富士通へ入社し、念願の日本一を達成。

2020年1月、富士通が日本一を4連覇達成後に現役選手を引退。

引退後は青山学院大学の大学院に通いながら、地方の大学へコーチングもしていました。

3.日本大学は結局OBを起用したくて橋詰功監督を辞めさせた?

日本大学は2018年の悪質タックル事件から、監督・コーチ陣を一新して外部からの募集もしました。

そこで名のりを上げたのが、立命館大学で指導していた橋詰功監督。

橋詰監督は今まで、コーチや監督の指示のもと組まれていた練習メニューや指導方法を抜本から選手主体に変更しました。

自らメニューや練習の意図を考えるのは初めてだった選手たちも徐々に、この考え方が浸透していき、2020年には関東リーグで優勝し、甲子園ボウルにも出場しました。

ところが、日本大学は橋詰監督の3年契約が満期を迎え契約更新しないことを通達。

新体制の日大はOB陣が多く、結局前のように戻った形になりました。

平本恵也さんも現役時代は旧体制だったので、パワハラしている自覚がなかったのかもしれませんが、このタイミングで報道がでるのはとてもバツが悪いですね。

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